中学生からの作文技術 読了(ただし流し読み) 読 2014年12月09日 中学生からの作文技術(ヨドバシ) 第1章 かかる言葉と受ける言葉 第2章 かかる言葉の順序 第3章 テンやマルのうちかた 第4章 漢字の使いかた 第5章 助詞の使いかた 第6章 改行を考える 第7章 無神経な文章 第8章 リズムと文体わかりやすい文章を書くための技術集。「中学生からの」とあるが、おそらく社会人でも目からウロコの示唆があるだろう。筆者さんは元新聞記者というだけあって「云いたいことを誤りなく伝える」ことに主眼を置いている。「読んだ相手を動かす文書を書く」とか「面白い/美しい小説を書く」とかそういうのではない。長いこと日本語を使ってきているがゆえに感覚、常識、センスなどで片付けてしまいがちな点に対して論理的な解を提唱している。また、悪い例とそれを修正した具体例例が豊富に挙げられてる。この「悪い例」が、また、なんとも。メールなんか書いていると出くわす、書いた本人が「何か違和感あるなぁ。でもどう直せばいいのかワカラン」と想ってしまう文がそのまま載ってる。このブログの文章を直してもらったら原型をとどめなくなりそうだ。 (- -; PR