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想いとグチの吐き出し場

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RAID-NAS構築(2)技術調査

RAID-NAS構築(1)要件定義 : http://dreamwalker.ko-me.com/Entry/550/


やりたいことが決まったので、
どういう実現方法があるか調べる。

Raid-NAS

メーカー製品式
BUFFELOやIOdataからRaid対応NASが販売されている。
価格は4TB(8TB)で\45,000程度。
しかしこれらの製品は、ドライブ破損時に残ったドライブからデータを復旧できず、
メーカーから代替HDDを購入し、2ドライブ揃った状態に戻す必要がある。
(ヨドバシの店員さんからの情報)
なので要件定義2-1を満たさない。

その場合、以下の問題がある。
  • ドライブ破損からデータ復旧までタイムラグができること
  • この代替HDDが割高(4TBで\40,000程度)であること
  • そのころにはHDD価格の下落し、割高感が増すことが予想されること
これらを許容できないと判断し、メーカー製品での実現は却下。

パーツ組み立て式
バルクHDDとRAID対応HDDケースを購入することでRAID1を組める。
しかしHDDケースがWifi対応はしておらず(USBのみ)、NASにならない。
NASにもなるHDDケースもあるが、ケースのみで既製品程度の価格(\45,000程度)になる。
価格面で折り合いがつかず、パーツを組み立てる方式も見送った。

Rasberry Pi式
パーツ組み立て式でRAID1-HDD(USB)を作成して、
ファイルサーバに接続すればよいと気付いた。
PCだと価格面や24時間運転の不安(故障面、運用費面、安全面)があるが、
Raspberry Piならいいだろう。
というわけで、この方式で行くことにする。
Raspberry Piに触ったことないけど、まぁいいや。なんとかなるっしょ。

ネットワーク構築

自宅にはWifi環境(ルータ)がないので、NAS/PC/スマホを接続するためにLANを構築する。
NAS~PC~スマホ間を接続できればよい。
(インターネット接続は、できるにこしたことはないが、必須とはしない。)

ポケットWifiを導入する:△
ポケットWifiを契約し、自宅にWifiルータを設置する案。
簡単で、技術的な問題点がない。また、インターネット接続環境が手に入る。
ただし通信費が月額3,000円程度かかる。(参考
スマホのプランを下げても1,000円程度しか安くならず、通信費が24,000円/年程度増える。
払える額だが、現在のインターネット環境に特に問題がないことを考えると無駄な出費。

 手間   :◎(契約して、ルータを入手するだけ)
 構築(勉強):◎(なにも調べる必要なし=身につくものは特になし)
 運用   :◎(ルータを置いておけばいい)
 費用   :×(毎月の通信費が増加)

PCをアクセスポイントにする:×
自宅のノートPC(Linux)にアクセスポイント機能を追加する案。
いくつかのサーバ機能を追加すればいいので、費用は無料。
自宅ネットワークを組む作業はしばらくやっていないので、技術的調査は必要だろう。
PCを24時間運転するか、NAS利用のたびにPCの電源を入れるかしないと運用できない。
後者はNASである意味がないので却下。
前者はPCの耐久性、電気代、火事の危険性で却下。

 手間:△(サーバのインストール・設定作業)
 構築:△(サーバ構築の勉強が必要)
 運用:×(PCの都度起動か、24時間運転が必要)
 費用:△(基本無料。PCの耐久性や火事の危険性の問題は費用に繋がるリスクあり)

スマホをアクセスポイントにする:△
スマホ(android)のWifiホットスポット機能を利用する案。
これまでノートPCでインターネット接続するときは
スマホのWifiホットスポット機能(テザリング)を使っていることもあり、
技術的な問題点は低そう。
NASを使うためにはWifiホットスポット機能をONにするが必要になる。
(オペレーションが必要)
また(レアケースだが)スマホがないとNASにアクセスできなくなる。

 手間:◎(NASをスマホにつなぐように設定するだけ)
 構築:○(NASをスマホにつなぐように設定する必要がある)
 運用:△(Wifiホットスポット機能をON/OFFする必要がある)
 費用:◎(無料)

ルータのみ購入する:○
(Wifiの契約はなしで)ルータを単体で購入する案。
インターネットにつなぐ必要がないならルータ単体の購入でいい。
市販で1,000~2,000円程度。もちろん通信費はかからない。

 手間:◎(買うだけ)
 構築:○(市販品だし、たぶん簡単に繋がるだろう)
 運用:◎(置いておくだけ)
 費用:○(安い。月額費もない)

Raspberry Piをアクセスポイントにする:○
Raspberry Piにルータ機能を搭載する案。
基本的にはPCにルータ機能を搭載するのと変わらないはず。
もともとNASは24時間運転なので、都度起動が不要。
費用はNAS構築の中に含まれるので無料。
ただし技術的な調査はかなり必要。

 手間:◎(買うだけ)
 構築:×(かなり調査が必要=勉強できる)
 運用:◎(置いておくだけ)
 費用:◎(安い。月額費もない)



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