もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら 読了 読 2014年11月03日 もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだらいわゆる「もしドラ」。いま、ウチの会社ではドラッカーブーム。流行にはあえて遅れて乗る。それがウチの会社の矜持。。。。んな訳ないか。ということで上層部がドラッカーを読み耽る中、上司と先輩が おまえも読め。 とはいえ本家は手に負えないだろうからコレでいい。と(いうニュアンスで)渡してきたのがもしドラ。そんな先輩の気遣いを無碍にするかのごとく 映画のほうじゃダメっすか? あれなら前田敦子と峯岸みなみも出てるし。とさらに下回る提案をする自分。あえなく一蹴されたので本書を読むことに。読みやすい本でよかった。スマホゲームで息抜きしながら、休日の午前中で読みきれた。感想としては 高校野球知らねーのかコイツは。というヒトコトかと。都立高校が1年で甲子園とかないでしょー。あ、はい。そこは問題じゃないっすね。あらためて感想としては 「ドラッカーセミナーを受けている」みたいな感じ。セミナーの講師がドラッカーの著作を紹介しつつ「じゃあドラッカーの言葉をこの小説のケースに当てはめると どうなるでしょう?」という演習をしてるみたい。その演習を物語の中の主人公(川島みなみ)が進めてくれる。なので、読む方としてはラクといえばラク。#と書いていて想い出したけど、The Goalに近いかも。#あれも全体最適化理論を小説に仕上げて理解をすすめるものだった。ただ、そのぶん内容も簡単なものできっとドラッカー本家のサワリ程度しか書かれていないんだろう。あくまで「ドラッカー本家への導入として」悪くない。自分も本家の方を読んでみようかな、という気になったがそれは上司と先輩の手のひらで遊ばれてるような気がするのであえてしばらくは読まないでおこう。 PR