リーダブルコード 読了 読 2016年06月20日 美しいコードを見ると感動する。優れたコードは見た瞬間に何をしているかが伝わってくる。そういうコードは使うのが楽しいし、自分のコードもそうあるべきだと思わせてくれる。本書の目的は、君のコードを良くすることだ。(「はじめに」より)プログラムの書き方は自由度が高い。1つの結果を出すために何通りもの書き方ができる。何通りものプログラムがあれば、その中には「いいプログラム」と「悪いプログラム」が出てくる。「いい」「悪い」にはいろいろあるが、本書では可読性、つまり「読みやすいこと」をよしとしている。コードの整形、コメントの書き方、変数・ロジックの使い方、機能・関数の分割、リファクタリング。書いてあるのは、どれも基本的だが、知らなきゃできないこと。(本書の内容に自分で気付けるのは「気を使える人」だ)特定の言語に拠らない、汎用的な内容になってるのもいい。「とりあえず動くプログラムが書けるようになった」人が次のステップに進むための良書。本書の内容を実践できるようになれば趣味のプログラミングとしては十分。反面、安全性や信頼性への言及は若干弱い。つまりプログラミングには、さらに次のステップがある。 PR