数学の特徴 吐 2014年01月25日 理系の大学生は、実験が卒論が大変らしい。他にも実験やレポートも大変だったりするらしい。なんて話を聞くと、大変だなぁ、と想う数学科の人々。数学科は、そのへんの大変さがなくて、他の理系学科とはちょっと違うのだ。数学という学問自体も、他の理系学問とはちょっと違う。物理や化学などは、現実世界を説明するための理論だ。現実にある、よく分からない現象を説明する理論を構築する。合理的な理論なら認められる。けど、矛盾する新たな事実が発見されれば、その事実も説明できるように理論が修正されたり新たな理論が構築されたりすることになる。相対性理論なんかがそうだ(という認識だ)。理論が発展すれば、それを証明するために現実世界を観測できるようになる。ニュートリノなんかがそうだ(という認識だ)。こういう風に、理論と実験が両輪になって発展し、現実世界に活かされていくのが理系学問だ。が、数学は、現実世界との関係が比較的薄い。自分で勝手に定義を決めて、その定義の上の世界を構築できる。その世界の中で矛盾がなければそれでいい。非ユークリッド幾何学なんてのがいい例だろう(という気がする)。その世界が、使えそうなものなら他の数学者も研究・活用するがそうでないものであっても、使えないだけで間違いではない。自分で好きな世界を作りあげて、自分で満足しててもいい。数学は、現実世界の学問というより妄想世界の学問なのだ。そんな訳で現実世界に貢献するというより妄想力の強化に役立つ。あえて現実世界で役立つところを探すなら妄想力の強化がエロ産業の発展につながるかも。 PR