困難を乗り越える力 ~はじめてのSOC ~ 読了(ただし流し読み) 読 2014年12月11日 SOC(Sence of Coherence/首尾一貫感覚) ・困難を乗り越える力。 …人生で起こる様々な出来事を一貫して捉え、 状況を理解・予測し、 まわりの協力を得ながら上手く対処し、 日々の営みへのやりがいや生きる意味を見出すことができる。 思春期辺りから形成され始め、生涯にわたって高めることができる感覚。 ・健康生成論の中核。 健康生成的 ↑ ・健康をいかに回復するか | ・健康をいかに保持するか | ・健康をいかに高めるか ↓ 疾病生成的 ・病気にならないように予防する。 ・かかってしまった病気は早期発見する。 ・悪化した病気には治療を施す。SOCの構成要素 ・把握可能感(わかる感) 「自分なら現在や将来の状況を理解・予測できる」という認知する力。 ・処理可能感(できる感) ストレスをもたらす出来事に対して「なんとかなる」と思える感覚。 自分自身が前向きに考えられるのが理想だが、難しければ「資源」を活用する。 サポートしてくれる人、一緒にやっている仲間、そういった人たちの知恵、 強力なツール、健康な身体、合理的な考え方、柔軟な考え方、助け合いの風土など。 特に前向きな人は、長い時間一緒にいることで自分自身を前向きな体質へ変えうる。 ・有意味感(やるぞ感) ストレスをもたらす出来事を「成長に必要なことだ」と信じ、 日々の営みへのやりがいや生きる意味を見出せる感覚。困難が襲ってきても、 正確に状況を把握できて 戦略を立てることができて 戦術を実行するための資源があって やってやるという気力があれば上手く対処できますよ、ということですかね。上記したようなことは書籍の第1章にまとめられていて第2章以降は仕事や恋愛等の例を挙げながら各構成要素の高め方・具体的な考え方などを紹介している。面白かったのはその方法論の随所にコーチングの手法が出てくること。やっぱりコーチングは一回ちゃんと観ておかないと!かな。 PR