プリティ・ウーマン 観了 観 2011年05月14日 諸般の事情により休日の昨日、かねてより観たいと思っていなかったけどとりあえず見とかなきゃいけないかなと思って録画してあったプリティ・ウーマン を観た。あら意外とおもしろい。仲直り後のデート(オペラ)に行くとき着飾ったジュリアロバーツに向けられた周りの人たちの視線・表情がすげぇよかった。ほかは。。。まぁいいや。いや、面白かったよ。もともとラブストーリーは苦手なんだけど、それでも前とは違って最後まで面白く観れました。似たようなプロットの本があったような気がするから探してみようかな。それにしてもリチャード・ギア、かっこいいなー。ほれてまいそう。 PR
リリイ・シュシュのすべて 観了。。。。ならず 観 2011年05月12日 諸般の事情により休日の昨日、かねてより観たいと思っていた(←録画してあっただけ)スワロウテイルを観た。岩井俊二監督が「遺作を選べたら、これにしたい」とした(らしい)作品。(お約束のwikipediaより引用)わかる気がしないでもない。LoveLetter や 打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか? のようなちょっと幻想的でノスタルジックな映像とスワロウテイル のような社会のウラオモテの描き出し。の両方がバランスを保ちながら、テーマである(?)生と死を表現している。スワロウテイルでは描きたかったものを爆発させすぎたけどそこで発散した分、リリイ・シュシュでは描きたいものを落ち着いて表現できた。っていうように受け取れたけど、勘繰りすぎかな。とはいえ、観了ならず。スワロウテイルとは違って 舞台が現実の世界である分だけ社会のウラオモテの部分がリアルで、見ててツラカッタ。これがこんなにツラいのは精神的な弱さか現実の暗い部分を見てきたからなのか。どっちにしてもロクなことじゃねぇなあ。
夜のピクニック 観了 観 2011年05月07日 諸般の事情により休日の今日、かねてより観たいと思っていた(←録画してあっただけ)夜のピクニックを観た。とある高校の「歩行祭」の1日のお話。歩行祭とは、丸1日かけて80kmを歩く学校行事。80kmも歩くことのかったるさと一夜を友人たちと過ごす楽しさから妙なテンションとドラマが生まれるイベント。前半は「あー リア充どもの色恋話かー。。。。鬱々」としてたけど後半はちょっと事情が変わってきた。2人は色恋の関係じゃなかったのか。見終わるころには爽快感。そりゃあ80kmもの距離を歩き終えた朝日は爽快にもなるわな。そしてこのゴールが2人のスタートになる、ってか。うん。スタートがあるってのは、いいことだよ。うん。うん。。。。
蛇にピアス 観了 観 2011年04月29日 諸般の事情により休日の今日、かねてより観たいと思っていた(←録画してあっただけ)蛇にピアスを観た。(休日なのに仕事してたのは内緒だ)蛇にピアス。原作は金原ひとみの同名小説。芥川賞受賞作。監督は蜷川幸雄だったのか。主演は吉高由里子。全編通じて「生」を感じさせる作品でした。性や痛み、愛など様々なことを通じて「生きていること」が伝わる感じ。性が絡むぶん、エロスな場面もあるんだけどそれを妙に幻想的な感じにごまかさないで、きっちり描ききっているのも「生きていること」を強く伝える1つの要因のように思えた。。。。そうか!これをできるのが蜷川幸雄 ってことかっ!。。。。。。そうなのか?もう1回観ることは。。。。。。。ないかも。だって、小説読んだだけで痛いのに映像で見て痛くないわけがなかろう。
月光の囁き 観了 観 2011年04月25日 原作は喜国雅彦の同名マンガ。原作 読みましたとも。というか もともと原作のほうが好きで、「好きなマンガを3作品挙げろ」って言われたら必ずこの作品が入るだろう。映画化されていることを知ったのは、上映が終わったあとのこと。で ずっと観たいと思ってた。内容はといえば、初々しい高校生カップルの、強い想いと それゆえの苦悩を描いた青春ラブストーリー。。。。なんていう純愛ものなら好きになるわけがなく。主人公 日高タクヤの、カノジョ 北原さつきへの愛しかたが ちょっと「普通」とは違くて。普通であることを望み、でも普通になることはできず、かと言って相手を捨てることもできない2人は葛藤し、壊れ、乗り越えていく。えぇえぇ 面白かったですとも。原作のよさがハードルをあげてしまっているかな、という不安もあったけど見事に乗り越えてた。いくつか拾われてない 原作中のエピソードもあったけどそれが逆に2人の関係にフォーカスを当てることになってじゅうぶんな深さが得られたんじゃないかなと思う。なんかいろいろ思うところはあったんだけど、うまく表せないや。とにかく、面白かった。もう1回、原作も読み直そ。
ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜 観了 観 2011年03月30日 ヴィヨンの妻言わずと知れた太宰治。何度目だ?この書き出し。って思ったけど「人間失格」の観了は記事にしてないから2回目か。いやー、いいですね。「人間失格」以上に、太宰を読んだときの、あの独特の心苦しさというか、あの妙な共鳴感(いやべつに共感できるような境遇じゃないのだが)が表現されてるような気がする。信じることができないくせに失うことが怖くてなのにわざわざ失うように仕向けるヒネクレモノ。あー! もう! なんか。ふぅ。佐知は過去に別れを告げ大谷は未来に別れを告げる。あー もう なんか。ふぅ。太宰の小説(自伝的なヤツ)を読むと信じることができないってのは、つくづく罪だなぁ、不幸だなぁと思う。そして太宰は奥さんを愛していたんだなぁと思う。
愛と青春の旅立ち 観了 観 2011年03月27日 よかった。「ベタ」と言ってしまえばベタになるんだけれども、ここまで堂々とやられるとそれは王道であり、正統派。爽快感をいただきました。だから名作としてラインナップされるんですね。なんとなくわかったような気がします。