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想いとグチの吐き出し場

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中学生からの作文技術 読了(ただし流し読み)

中学生からの作文技術(ヨドバシ)
 第1章 かかる言葉と受ける言葉
 第2章 かかる言葉の順序
 第3章 テンやマルのうちかた
 第4章 漢字の使いかた
 第5章 助詞の使いかた
 第6章 改行を考える
 第7章 無神経な文章
 第8章 リズムと文体


わかりやすい文章を書くための技術集。
「中学生からの」とあるが、おそらく社会人でも
目からウロコの示唆があるだろう。

筆者さんは元新聞記者というだけあって
「云いたいことを誤りなく伝える」ことに主眼を置いている。
「読んだ相手を動かす文書を書く」とか
「面白い/美しい小説を書く」とか
そういうのではない。

長いこと日本語を使ってきているがゆえに
感覚、常識、センスなどで片付けてしまいがちな点に対して
論理的な解を提唱している。

また、悪い例とそれを修正した具体例例が豊富に挙げられてる。
この「悪い例」が、また、なんとも。
メールなんか書いていると出くわす、書いた本人が
「何か違和感あるなぁ。でもどう直せばいいのかワカラン」
と想ってしまう文がそのまま載ってる。

このブログの文章を直してもらったら
原型をとどめなくなりそうだ。 (- -;
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もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら 読了

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
いわゆる「もしドラ」。

いま、ウチの会社ではドラッカーブーム。

流行にはあえて遅れて乗る。
それがウチの会社の矜持。
。。。んな訳ないか。

ということで上層部がドラッカーを読み耽る中、
上司と先輩が
 おまえも読め。
 とはいえ本家は手に負えないだろうからコレでいい。
と(いうニュアンスで)渡してきたのがもしドラ。

そんな先輩の気遣いを無碍にするかのごとく
 映画のほうじゃダメっすか?
 あれなら前田敦子と峯岸みなみも出てるし。
とさらに下回る提案をする自分。

あえなく一蹴されたので本書を読むことに。


読みやすい本でよかった。
スマホゲームで息抜きしながら、休日の午前中で読みきれた。


感想としては
 高校野球知らねーのかコイツは。
というヒトコトかと。
都立高校が1年で甲子園とかないでしょー。

あ、はい。
そこは問題じゃないっすね。


あらためて感想としては
 「ドラッカーセミナーを受けている」
みたいな感じ。

セミナーの講師がドラッカーの著作を紹介しつつ
「じゃあドラッカーの言葉をこの小説のケースに当てはめると
 どうなるでしょう?」
という演習をしてるみたい。

その演習を物語の中の主人公(川島みなみ)が進めてくれる。
なので、読む方としてはラクといえばラク。

#と書いていて想い出したけど、The Goalに近いかも。
#あれも全体最適化理論を小説に仕上げて理解をすすめるものだった。

ただ、そのぶん内容も簡単なもので
きっとドラッカー本家のサワリ程度しか書かれていないんだろう。
あくまで「ドラッカー本家への導入として」悪くない。


自分も本家の方を読んでみようかな、という気になったが
それは上司と先輩の手のひらで遊ばれてるような気がするので
あえてしばらくは読まないでおこう。

乃木希典 読了

今週末に六本木のほうへ行く予定があるので
その前に乃木神社に寄ってみよう。
それまでに乃木希典についてさらっと知っておこう。
ということで本書を読んでみた。


乃木希典。

この人の名前を知っている人が、どのくらいいるだろうか。
ましてやその功績・生い立ち・人物を知っている人は?

自分も、かすかに名前を覚えていた程度。
 乃木希典。
 乃木将軍?乃木大将?とか呼ばれてたっけ?
 ということは軍人さん。
 明治の人?昭和の人?
って感じ。


乃木について、ざっと紹介してみると。
 幕末から明治にかけての軍人。
 維新後の反乱軍との戦乱の中で、
 ある戦いでは弟を敵に回し、亡くし、
 別の戦いでは屈辱的敗北を味わった。
 そのときの不名誉から居場所のない想いを抱きながら
 明治の日本軍部に身を置き、ドイツ留学を経て変身する。
 しかし日露戦争で旅順で大敗を喫する。
 そんな「無能」と評されても仕方ない戦果にして
 多くの人に愛され、慕われた人物。

ということらしい。


伝記的なものを期待して買った本書だったが
内容的には評論だった。

なので、
・多少、乃木について知っていることが前提で書かれている。
 いろんなエピソードがかいつまんでしか書かれていない。
・中立的な視点ではなくて、筆者の乃木評をベースに構成されてる。
・使われてる言葉に、やや難しいものもある。
といった点が、期待とすれ違ってた。

逆に
・筆者の乃木評と、世間一般での乃木についての評価
 の両面を見ることができた。
・詳細な伝記ではないので、さらっと読めた。
といった点は、期待になかったメリットだった。

世間一般の乃木に対するイメージ(どれだけ「一般」なんだ?)は
おおよそ「坂の上の雲」で書かれたもので構成されているようなので
まずはそちらを読んでみるのもいいかもしれない。

。。。って、
「まずは」って簡単に勧められないくらい量のある本だけどね。


ハスラースリー 読了



スリーもポケットもこなす三太のビリヤード成長物語。

ビリヤードをきちんと主題においている辺り、
ちょっと珍しい作品。

それも、技術とか、ケッタイな技とかじゃなく
メンタルに触れているのはかなり珍しい作品。

「レイズだろうと、ストリックランドだろうと誰でもOKだ」
「俺が知ってる最大の大会は2001年11月に東京で行われた
 『TOKYO-9BALL 国際ビリヤードトーナメント』だな。」
「原宿の駅前、そのビリヤード場はビルの三階にあった。」
なんていう、ちょっとしたリアルが組み込まれているのも、
ニヤッとしてしまう。

と、まぁ、ビリヤードをやる人が読むと
思わずニヤッとしてしまう要素が盛り込まれた作品。

だがしかし。

ビリヤードをやらない人が、普通の小説として読むことを
考えるなら「つまらない」と評価せざるを得ない。

作品中、いろいろなエピソードがあるけど
それが有機的につながっている感じがしない。

エンディングも「え?これで終わり?」という拍子抜け感。

うん、まぁ、ビリヤードする人たちの内輪ウケようの
作品かな。

The Goal

The Goal
  • 目標
    お金をもうけること
  • 指標
    • 純利益
    • 投資収益率
    • キャッシュフロー
  • 指標(ブレイクダウン)
    • スループット … 販売を通じてお金を作り出す割合
    • 在庫 … 販売しようとするものを購入するために投資した全てのお金
    • 作業経費 … 在庫をスループットに変えるために費やすお金
  • 全体のスループットはボトルネックで決まる。
    砂時計の砂が落ちきる秒数は、くびれた部分の太さで決まる。
  • 継続的改善プロセス
    • 工場の例
      • ボトルネックを見つける
      • ボトルネックをどう活用するか決める
      • 他の全てを、その決定に従わせる
      • ボトルネックの能力を高める
      • ボトルネックを解消したら、次のボトルネックを見つける
    • 一般化
      • 何を変えるか決定する
      • 何に変えるか決定する
      • どうやって変えるか決定する
  • CCR(生産能力制約リソース)
  • TOC(Theory of Constarints :制約条件の理論)
まぁもっとちゃんとしたサイトを観ろ、ってことで。

H2 読了

H2
言わずと知れた あだち充の、名作。。。。?

とあるところで
 タッチは「ラブストーリーであって野球マンガではない」が
 H2は「野球マンガとして面白い」
と評しているのを観た。

あだち作品はタッチしか観たことない自分としては、
 ほぉ、あだち充は野球マンガを描けるのか
と見直して、読んでみた。

ラブストーリーでした。

以上。

あと、
春華とひかり、最後まで見分けられなかったんですけれども。

IT時代の震災と核被害 読了

IT時代の震災と核被害
前半はgoogle,Yahoo,twitter,amazonなどの3.11とそれ以降の動きと
メディアとしてのインターネットについての検証。
後半はエネルギー、ジャーナリズム、市民のありかたなどについて。


 ただTVの映像を現実ではないもののように観ていた あのとき。
 
 自分たちにはできることがある と 動き出していた人たち。 
 
 そしてインターネットが残した成果。
 
 インターネットもメディアの1つになったんだなぁ という感慨。
 
 もちろんメディアはメディア(媒体)でしかない。
 
 メディアを有効に使うのも面白くするのも
 
 コンテンツの提供者。
 
 そして受け取る人たち。